こんにちは!
姿勢矯正から根本改善!
天童市のコスモ接骨院です!
肝臓に脂肪がたまり、フォアグラ状態になってしまう脂肪肝。
今や日本人の3人に1人が脂肪肝といわれています。
従来は軽い病気と考えられてきましたが、最近では脂肪肝が肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性があり、さまざまな生活習慣病のリスクも高めることがわかってきました。
今回はお酒を飲まない人や若い女性にも急増する脂肪肝についてしっかり学んでいきましょう!
本当は怖い!「脂肪肝」って何ですか?
脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気です。
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが取れていればよいのですが、脂質や糖質を摂り過ぎていてさらに運動不足の場合には、使いきれなかった脂肪酸やブドウ糖が中性脂肪として肝臓に蓄えられます。
脂肪肝というと、お酒の飲みすぎのイメージがありますが、日本人の脂肪肝の原因で多いのは、飲み過ぎではなく、食べ過ぎによるものです。
実は、お酒を飲まない人の脂肪肝のほうが危険で、肝硬変や肝臓がんへと進行するリスクが高いのです。
「私はお酒飲まないから大丈夫」と思っている人は要注意ですよ!
生活習慣が原因の脂肪肝は、生活習慣を改善すれば良い!
食事改善、運動、お酒を適度に抑えることを行い、肝臓にたまった中性脂肪を減らして肝機能の回復を目指しましょう。
脂肪肝の治療のための食生活改善というと、まず脂っこいものを減らすと
考えがちですが、それ以上に気を付けたいのは糖質です。
日常的に糖質を摂り過ぎていると、脂肪肝になりやすいことがわかっています。
肝硬変や肝臓がんに進行するリスクは早いうちから抑えておきたいです。
特に30代、40代の若い世代は絶対にまだ間に合いますから、ぜひ取り組んでいただきたいと思います
食べ物のGI値を知って健康な体を作ろう!
GI値とは、グリセミック・インデックスの略で、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。つまりこのGI値が高い食材を食べると血糖値が急上昇し、反対に、GI値が低い食材を食べると血糖値は緩やかに上昇します。
GI値の高い食品を食べて急激に血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンというホルモンが多く分泌されますが、このインスリンは血糖値を下げるという働きの他に脂肪を作ったり、脂肪の分解を抑制するという働きがあります。つまり、高GI食品を摂取しインスリンが多く分泌されると、糖尿病だけでなく肥満や脂肪肝の原因にもなるので要注意です。
血糖値を上げにくい食品(低GI食)
血糖値を上げにくい食品(低GI食)には、
「肉・魚などのタンパク質」「乳製品」「デンプン質以外の野菜」などが挙げられます。
逆に高GIな食品の代表はというと「炭水化物」
ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。
炭水化物を抜けばいいのか!と思われるかもしれませんが、炭水化物は体を動かすためのエネルギー源としてある程度は必要な栄養素です。
そのため、低GI食を試みる時は食品を「抜く」よりも「選ぶ」ことをおすすめします。
例えば
●デンプン質の低い野菜を選ぶ(ほうれん草、ケール、きゅうりなど)
●食物繊維が豊富なものを選ぶ(青菜類、きのこ類)
●穀物は精製されていないものを選ぶ(そば、大豆など)
などを意識したいですね