こんにちは!
山形県天童市の「コスモ接骨院」です。
今回は「猫背(ねこぜ)」と「膝の痛み(ひざ痛)」の関係についてお話しします。
「猫背なのに、なぜ膝が痛くなるの?」と思う方も多いかもしれません。
実は、姿勢の崩れが全身のバランスを変え、膝に大きな負担をかけているんです。
■ 猫背が膝に悪い理由
私たちの体は、頭から足の先まで“バランスの上”に成り立っています。
頭の位置、背骨のカーブ、骨盤の角度、膝の向き、足裏の接地——
これらはすべて連動しており、どこか1つが崩れると、他の部分でバランスを取ろうとします。
猫背になると、上半身が前に傾きます。
すると体は倒れないように、膝を軽く曲げて支える姿勢になります。
この「常に膝が曲がった状態」が、膝関節や太ももの筋肉に負担を与え、
痛みや違和感を引き起こすのです。
■ 猫背による体の連鎖反応
猫背の方によく見られる全身の変化を見てみましょう。
骨盤が後ろに倒れる
→ お尻の筋肉が使われにくくなり、太もも前(大腿四頭筋)に負担が集中。
膝が軽く曲がった姿勢で固定される
→ 膝の関節に常に圧力がかかる。
足首が硬くなる(特に背屈が苦手になる)
→ 歩行時の衝撃吸収ができず、膝が代わりに受け止める。
このように、猫背は「背中の問題」だけでなく、
骨盤・膝・足首の動きをすべて狂わせてしまうのです。
■ 膝の痛みが出る主なパターン
猫背によって膝に負担がかかると、次のような症状が起こりやすくなります。
階段の上り下りで膝の内側が痛む
正座や立ち上がりで膝の前がつっぱる
歩くと膝の外側に違和感が出る
膝がまっすぐ伸びにくくなる
これらの症状は、膝そのものの問題ではなく、
「体全体のバランス崩壊」からくる場合が多いです。
■ コスモ接骨院の考える「根本改善」
当院では、膝の痛みを単に「膝だけの問題」とは考えません。
姿勢・関節の動きを総合的に見て、原因の根っこにアプローチします。
姿勢改善と関節トレーニング
猫背や膝痛の根本にあるのは、「関節の動きの悪さ」です。
特に以下のポイントを重点的に調整します。
骨盤の前後バランス
→ 骨盤を立てて、背骨を自然なS字カーブに戻す。
股関節の動き
→ 骨盤と連動させることで、膝のねじれを防ぐ。
膝関節のアライメント調整
→ 曲がりっぱなしの状態から、自然に伸びる状態へ導く。
これらを整えることで、
猫背改善+膝痛軽減の両方を同時に実現できます。
■ 日常でできるセルフケアポイント
① 壁を使って姿勢チェック
背中・お尻・かかとを壁につけて立ってみましょう。
腰の後ろに手のひら1枚分の隙間があるのが理想です。
手が入らない場合は猫背気味、スカスカなら反り腰気味です。
② 骨盤を立てて座る
座るときは「坐骨(ざこつ)」で座る意識を。
背中を丸めず、腰の骨で支えるようにしましょう。
③ 太もも裏(ハムストリングス)を伸ばす
太ももの裏が硬いと、骨盤が後ろに倒れやすくなります。
前屈やタオルストレッチでゆっくり伸ばしましょう。
■ 猫背を放っておくと…
猫背の状態が長く続くと、
・膝関節の変形(変形性膝関節症)
・腰痛・坐骨神経痛
・首肩こり・頭痛
など、全身の不調につながる恐れがあります。
「ただの姿勢の悪さ」と侮らず、早めのケアが大切です。
■ 天童市で猫背・膝痛改善ならコスモ接骨院へ
当院では、姿勢の歪みからくる膝の痛みや不調に対して、
「関節の正しい動き」を取り戻す根本的な施術を行っています。
「どこへ行っても良くならなかった」
「姿勢を良くしたいけど、どうしたらいいか分からない」
そんな方も、ぜひ一度ご相談ください。
姿勢が変われば、膝も体も変わります。
あなたの体に合わせたオーダーメイドの改善プランでサポートいたします。
天童市 コスモ接骨院
姿勢改善 × 膝痛・腰痛専門
地域の皆さまの「動ける体」を全力でサポートしています。






