その痛みの原因は姿勢?…天童市 コスモ接骨院

きれいな背骨のS字カーブが大切

ある調査によると、腰痛で悩んでいる人は全国で約4万人もいると言われています。びっくりするぐらい多い数字ですよね。

しかも、80%の日本人が一生のうちに1度は腰痛を経験すると言われています。

そしてまた、膝痛で悩む人は約2万5000人もいます。これに首痛、肩こり、股関節痛などを含めたら一体どんな数字になるのか・・・想像もつきませんね。

腰痛、首こり、膝痛はよく「原因が不明」とされます。

しかし事故などの強い衝撃を除けば、ほとんどの原因は生活習慣、もっとはっきり言えば日ごろの姿勢の崩れが原因と言っても過言では無いのです。

俗に言う背骨とは首の周辺にある7つの頸椎、肩から肋骨のあたりまでを支える12個の胸椎、腰から骨盤までの5個の腰椎で構成されています。

そして、美しいS字カーブを描いています。この背骨が人間の体を真っ直ぐに、しなやかに支えているわけです。
そして、200個の骨を連結する400個もの関節があり、これら全てがスムーズに動くことによって快適な日常生活を送れているんですね

腰痛、首こり、肩こり、膝痛は、どれもこの背骨のS字カーブが乱れることによって起こると思われております。

背骨のしなやかなS字カーブが乱れてしまうとそれぞれの背骨にある椎間板が不自然な方向に圧迫を受けたり、1カ所に負荷が集中したりしてしまいます。

こうなると悪循環が始まってしまいます。

歪んだまま無理にバランスを取ろうとして一番理想的だったS字カーブはどんどん乱れれ、体のあちこちで痛みが発生することになるのです。

考えてみてください。人間の頭の重さは約6~7キロもあると言われています。それを背骨と言う細い棒の上に乗せて24時間365日支えているわけです。

姿勢が崩れてバランスが悪くなったとしても1回頭を外して…なんてこともできません。
歪んでしまっても支え続けるければならないのですから様々な関節が悲鳴をあげてしまうわけです。

ではなぜ背骨の筋カーブが見られるのでしょうか?
それは現代文明と密接な関係があるのではないかと思います。その象徴と言えるのがスマートフォンです。

電車の中や街角でスマートフォンを操作している人の姿勢をよく観察してみればわかると思います。

視線を手元に落とすために顔は下を向き頭は前傾しているはずです。そして腕を前に出すことによって肩がすぼまり背中が丸まってしまいます。ここで前に倒れないように今度は腰が後ろに引けています。

皆さんの周りでもこのような姿勢の人は多いのではないでしょうか?

この姿勢を続けていると背骨の理想的なS字カーブは徐々に消えていき関節痛がある人生へと進んでいきます。まずは自分の姿勢がどうなっているのかを調べることから始めるべきだと思います。

当院は姿勢分析と姿勢矯正の専門家です。まずはお気軽にご相談ください。