うつむき姿勢は現代病の元?
首や肩の健康にとって最も悪い生活習慣・・・それは「うつむきの姿勢」です。頭の重さは体重のなんと10%もあるとされています。うつむきの姿勢をとっていると首にかかる負担が大きくなります。なぜなら、うつむきっぱなしだと首の後ろ側の筋肉が休みなく引っ張られ続けているような状態になり、この筋肉疲労がストレートネックを進ませて首や肩の様々な関節トラブルへとつながっていくからです。ご自身の生活を考えてみてください。日々の生活でうつむいている時間がとても長くは無いでしょうか?中でも長時間うつむきの元凶となっているのがスマホとパソコンです。皆さんは電車やバスの移動時間や仕事でちょっと手が空いた時などにすかさずスマホを取り出すのが癖になっていませんか?動画を見たりSNSをチェックしたりゲームをしたり大抵の人は深く頭を垂れてうつむきながらスマホを操作してることが多いのではないでしょうか!それに日中パソコンを前にして何時間もうつむきながら仕事をしている人や長時間車の運転をしているような人も少なくありません。仕事中はパソコンを使ったり車を運転したり、その他の時間ではスマホ使ってほとんど1日中ずっとうつむいたままで過ごしているような人も珍しくないです。
このため首や肩のこりや痛みなどの不調を訴える人は近年加速度的に増加すると言われています。ではどうすれば良いのでしょうか?
やはり最も大切なのは意識付けになると思います。まずは「うつむき姿勢」は首や肩の健康を衰えさせる元凶だと肝に銘じてください。そしてスマホを用いる際はできるだけ顔の位置まで上げて操作するように意識付けしましょう。この際スマホ持つ腕の肘に反対の手を当てると自然に背筋も伸びてうつむきにならずに済むはずです。
それとパソコンを使用する場合は目線を上げ、顎を引いて背筋を伸ばし、こまめに休憩を挟むようにしましょう。またパソコン画面が低い位置にあると、どうしてもうつむきになりがちなので、その場合はパソコン台を使ったり椅子の高さを調整したりして画面に対して目線が水平になるようにセッティングし直すことがお勧めです。
自分がストレートネックか調べよう
ストレートレックになっていないかどうかを自分でチェックする際には壁に背をつけて「気をつけ」の姿勢で立ってみてください。「後頭部」「肩甲骨」「お尻」の3カ所が力まずとも壁につくようなら大丈夫です。後頭部が壁につかなかったり、意識して頭を後ろへそらさないとつかなかったりするならストレートネックの可能性が大です。ストレートネックは早めに矯正していくことが大切です。ご自身で意識付けすることが大切ですが、それだけではなかなか改善する事はありません。もし本気で改善してみたいとお考えであれば当院での猫背矯正も有効な手段となっております。ぜひ一度ご相談ください。最後まで読んでいただきありがとうございました。